メドピアは3月13日、製薬企業が医療従事者向けに実施する小規模なWeb講演会の集客を支援する「セルフ集客講演会サービス」を4月から提供開始することを発表した。同サービスにより、Web講演会の各種設定を製薬企業の担当者が管理画面から直接行えるようになるという。

同社が運営する医師専用コミュニティサイト「MedPeer」は、薬剤の口コミや症例相談など医師同士が経験やナレッジを共有できるサイトだ。これまで約15万人の医師会員を保有している。今回新たに開始するセルフ集客講演会サービスでは、サイトに登録する医師会員15万人から対象となる医師に直接アプローチ可能となる。

  • メドピアは「セルフ集客講演会サービス」の提供を開始する

    メドピアは「セルフ集客講演会サービス」の提供を開始する

同サービスは案内の配信人数に応じて100名ごとに価格を設定しており、従来はコストパフォーマンスの観点から実施が難しかった小規模なWeb講演会にも対応する。また、講演会の案内ページや案内対象医師を管理画面から担当者自身が設定できるため、価格を抑えた運用が可能だとしている。

案内設定を行う時間が無い担当者向けの機能として、配信会社と連携した設定代行パッケージも提供する。さらに、管理画面からは視聴レポートのダウンロードも可能とのことだ。