米デル・テクノロジーズは3月2日(現地時間)、2023会計年度(2022年2月~2023年1月)および第4四半期(2022年11月~2023年1月)の業績を発表した。
通年の売上高は前年比1%増の1,023億ドル、営業利益は前年比245増の58億ドル、非GAAPベースの営業利益は前年比11%増の86億ドルと、いずれも過去最高となった。通年の継続事業の純利益は24億ドル、非GAAPベースの純利益は57億ドル、営業キャッシュフローは36億ドルだった。
第4四半期の売上高は、前年同期比11%減の250億ドルだった。営業利益は12億ドルで売上高に占める割合は4.7%、非GAAPベースの営業利益は22億ドルで売上高に占める割合は8.7%。第4四半期の継続事業の純利益は6億600万ドル、非GAAPベースの純利益は13億ドルだった。
インフラストラクチャー ソリューションズ グループの通年の売上高は、前年比12%増の384億ドル、営業利益は前年比35%増の50億ドルで、過去最高を記録した。第4四半期の売上高は、前年比7%増の99億ドルで、8四半期連続で前年同期を上回った。
サーバおよびネットワークの売上高は前年同期比5%増の49億ドル、ストレージの売上高は過去最高となる同10%増の50億ドル、営業利益は前年同期比40%増で同グループ売上の約15.6%となる過去最高の15億ドルだった。
クライアント ソリューションズ グループの通年の売上高は、前年比5%減の582億ドル、営業利益は前年比12%減の38億ドルだった。第4四半期の売上高は、前年同期比23%減の134億ドルだった。法人向けの売上高は前年同期比17%減の107億ドル、個人向けの売上高は同40%減の27億ド。営業利益は前年同期比42%減で、同グループ売上の約5%となる6億7,100万ドルだった。