Veeam Softwareはこのほど、Microsoft 365製品向けバックアップとリカバリソリューションの最新版「Veeam Backup for Microsoft 365 v7」を提供開始した。

最新版では、Veeam Service Provider Consoleとの統合が強化されており、BaaS(サービスとしてのバックアップ)の制御強化、バックアップのインフラ環境全体でデータの書き換え不能(不変性)、高度な監視と分析を実現することで組織のデータ保護を強化する。

Veeam ONE v12は視認性の高いダッシュボードで、Microsoft 365バックアップとストレージリソースのプロアクティブなモニタリングを実現する。

Veeam Service Provider Consoleは、Veeam製品を使用したサービスの管理や拡張を行える。

具体的には、Microsoft Azure Blob/Archive、Amazon S3/Glacier、S3 Object LockをサポートするS3互換ストレージなど、各種オブジェクトストレージリポジトリに不変コピーを保存することが可能で、ランサムウェア対策をサポートする。

また、Veeam ONEとVeeam Data Platformと統合し、Microsoft 365バックアップ環境に対する高度な監視、分析、アラートを提供し、徹底したリカバリ戦略で信頼性を確保する。

  • 「Veeam Backup for Microsoft 365 v7」の画面