Betanewsは3月3日(米国時間)、「 Microsoft finally appears to be listening! Windows 11 users can disable Start menu recommendations」において、Windows 11にスタートメニューにおける「おすすめ」の表示を無効化するオプションが追加されたと伝えた。
Windows 11のスタートメニューの「おすすめ」では、これまで最近追加したアプリや最近開いたファイルなどは非表示にできたが、ヒントやおすすめアプリなどを非表示にすることはできなかった。新しいオプションはデフォルトでは無効になっており、有効にするにはViVeToolなどのサードパーティ製アプリが必要となる。
スタートメニューの新しいオプションは、Insider PreviewプログラムのDevチャネル向けに公開された「Windows 11 Build 25309」で新たに実装されたようだ。有効にすると、「設定」アプリの[個人用設定]→[スタート]のページに2種類の新しいオプションが追加される。
1つはスタートメニューのレイアウトを変更するオプションで、「さらにピン留めを表示する」を選択するとピン留めの領域が、「おすすめを表示する」を選択すると「おすすめ」の領域が広く表示される。もう1つが「Show recommendations for tips, shortcuts, new apps, and more」というオプションで、デフォルトではONになっているが、これをOFFにするとこれまでWindowsが自動で選んで表示していたヒントやショートカットなどが表示されなくなる。
実装されたばかりのこのオプションはまだ隠し機能になっていて、デフォルトのままでは表示されない。そこで、Windowsの隠し機能を個別に有効化できるコマンドラインツール「ViVeTool」を使うことで、この新しいオプションが表示されるように設定できる。まだ実験段階ではあるものの、スタートメニューの「おすすめ」の表示を煩わしいと感じている人にとってはうれしい機能と言えるだろう。