TikTokは3月1日(現地時間)、「New features for teens and families on TikTok|TikTok Newsroom」において、子供や未成年のユーザーおよび保護者を対象に新機能を提供すると伝えた。10代のユーザー向けに使用時間を制限するスクリーンタイムの改良を。また、保護者向けにペアレンタルコントロール機能の強化など、子供がTikTokを安全に扱うための機能が新たに追加される。

  • New features for teens and families on TikTok|TikTok Newsroom

    New features for teens and families on TikTok|TikTok Newsroom

今後数週間以内にすべての10代のユーザーアカウントに対し、1日60分のスクリーンタイム制限が自動的に設定されるようになる。60分の使用時間を超えた場合、その後も使用し続けるにはパスコードの入力が必要となり、時間を延長するかどうかを判断する形に変わる。また、13歳未満のユーザーに関しては保護者が30分の追加使用時間を許可するパスコードを設定する必要がある。

TikTokのペアレンタルコントロール機能であるファミリーペアリングも強化されている。子供の1日の使用時間を管理できるようス、クリーンタイムがカスタマイズできるようになる。またTikTokを開いた回数や日中および夜間の合計使用時間の内訳を確認できる「スクリーンタイムダッシュボード」が導入され、子供に届く通知をミュートできる機能も提供される。通知をミュートする機能は、13歳から15歳のアカウントに対しては午後9時から、16歳から17歳のアカウントに対しては午後10時から、プッシュ通知を受信しないようデフォルトで設定される。

全ユーザーを対象としたスクリーンタイムをコントロールできる機能も提供される。誰もが曜日ごとにカスタマイズしたスクリーンタイムの制限を設定でき、通知をミュートするスケジュールを設定できるようになる。さらに、夜間にオフラインにする時間を簡単に設定できるスリープリマインダ機能もリリースされる。スリープリマインダ機能では時間を設定でき、その時間になるとログオフの時間を知らせるポップアップが表示されるようになる。