東海国立大学機構と富士通は2月24日、ウェルビーイング社会の創生と宇宙活動における課題探索や技術開発に関して包括協定を締結し、記者会見を開いた。
国立大学である岐阜大学と名古屋大学は、2020年に県をまたいで法人統合し、東海国立大学機構を設立した。同機構は「Make New Standards for The Public」をミッションに掲げ、地域と人類社会の課題解決への貢献を目指している。
同機構の機構長を務める松尾清一氏は「富士通との連携にあたって、当機構のビジョンをしっかり理解していただいた。今後は組織対組織の産学連携を推進し、SDGsやsociety5.0の実現を目指して社会課題解決のために協力したい」と展望を述べた。以下、連携の詳しい内容を紹介していこう。