東日本電信電話 秋田支店(以下、NTT 東日本)は2月20日、秋田県大仙市、潟上市、鹿角市、美郷町の各地域において、ローカル5G(第5世代移動通信システム)を活用した産地活性化モデルの実現を目的とした実証事業を開始すると発表した。この実証は、2022年8月の総務省令和4年度「課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」への採択を受けて実施するものだ。
同実証では、ビニールハウス2拠点と道の駅1拠点をフィールドとして、各拠点にローカル5Gの基地局を1基ずつ設置し技術実証を行う。ルーラルエリアに位置するビニールハウスと道の駅それぞれにローカル5Gシステムを整備して電波伝搬特性を測定することで、エリア構築に関する技術の確立およびエリア構築の柔軟性向上を目指すとしている。
具体的には、リアルメタバース技術とAI画像認識を活用した遠隔指導・収穫敵期判定、イチゴ収穫・運搬ロボットの遠隔制御、リアルメタバース技術を活用した遠隔ショッピングなどに取り組む。