ビズヒッツは2月3日、管理職になりたくない男女500人を対象に実施した「管理職になりたくない理由に関する意識調査」の調査結果を発表した。
管理職になりたくない女性300名に「管理職になりたくない理由」を聞くと、理由の1位は「責任が重い」だった。2位は「仕事・残業が増える」、3位は「管理職に向いていない」、4位は「割に合わないと感じる」と続いている。
「責任が重い」が4割近くのにぼり、圧倒的多数となっている。ランキングからは、「責任や負担の重さに耐える自信がない」と悩む女性が多い結果になっている。また「割に合わない」「残業代が出ない」など、収入面でメリットを感じられないという回答も多くなっている。
管理職になりたくない男性200名に「管理職になりたくない理由」を聞くと、こちらも女性の質問と同様に1位は「責任が重い」という回答だった。次いで「割に合わないと感じる」、「仕事・残業が増える」、4位「人間関係で悩みそう」という順の回答になっている。
女性同様に「責任が重い」が1位という結果だったが、女性の場合は「責任が重い」が突き抜けて多かったのに対し、男性では2位以下との差は比較的小さくなった。また「割に合わない」「残業代がない」など、収入面でのメリットを感じないことを理由として挙げた人も多い結果になっている。
また「管理職への昇進を打診されたらどうするか」を聞いた質問では、1位は「断る」で60.6%だった。2位は「条件次第では引き受ける」で18.8%、3位は「引き受ける」で12.0%と続いている。
「断る」が6割以上と圧倒的多数で、引き受ける人の中でも「条件次第」という回答が多く、すんなり打診を受け入れる人は少数派だということが判明した。