日立ソリューションズ・クリエイトは1月19日、サイバー・レジリエンス(サイバーセキュリティのインシデントに対する、企業の予防、耐性、および復旧に関わる能力)の強化を図り、企業の事業継続を支援することを目的として「サイバーセキュリティコンサルティング」を商品化し、そのサービスラインアップの第一弾として、有事の際の対応を支援する「漏えい情報調査サービス」を同日から販売開始したことを発表した。

サイバーセキュリティコンサルティングでは、平時対応(防御)としての「サイバーアセスメント」、有事対応としての「サイバーエマージェンシー」、サプライチェーンやグループ会社などのステークホルダーの対応を行う「サプライチェーンアセスメント」の3つのカテゴリーで、サイバー・レジリエンスの強化を支援するという。

今回提供開始される「漏えい情報調査サービス」は、サイバーエマージェンシー対応の第1弾。同サービスでは、有事発生の際に、組織からダークウェブ、ディープウェブへ漏えいした情報の有無とその内容を把握することを可能にする。また、漏えいした情報から対策案、システム改善案を提案することで、次なる攻撃への予防を促すという。

同サービスの特徴として、「漏えい情報発見時に速報」することにより、早期の対策の検討を実現し、被害の拡大を防止できる。また、同社のホワイトハットハッカーが攻撃者の視点で、情報フォーラムサイトで交わされているブラックハットハッカー同士の会話の内容や、漏えいした情報や発見されたぜい弱性とそのリスクなどを調査し、適切な対処策を提案して被害の拡大防止、再発防止を支援する。

サービスの内容と価格は以下の通り。