Betanewsは12月7日、「Google now lets you search tabs, bookmarks and browsing history from the address bar in Chrome」において、Google Chromeでアドレスバーからタブやブックマーク、閲覧履歴の検索ができるようになったと伝えた。

この3つの領域の検索はこれまでも個別の管理画面で提供されてはいたが、最新のChromeでは、通常のWeb検索と同様にアドレスバーを使って簡単に利用できるようになった。

アドレスバーでタブ、ブックマーク、および閲覧履歴を検索したい場合、それぞれ「@タブ」「@ブックマーク」「@閲覧履歴」(英語版の場合は「@tabs」「@bookmarks」「@history」)と入力すれば候補としてショートカットが表示されるので、これをクリックすればアドレスバーが各領域の検索モードに切り替わる。

  • アドレスバーに「@タブ」と入力すると、[タブを検索]のショートカットが現れる

    アドレスバーに「@タブ」と入力すると、[タブを検索]のショートカットが現れる

  • アドレスバーがタブ検索モードに切り替わった

    アドレスバーがタブ検索モードに切り替わった

モードの入力が面倒な場合は、「@」と入力するだけで3つのショートカットがすべて表示されるので、このいずれかを選択すればよい。

  • 「@」だけを入力すれば、3つのモードのショートカットが全て表示される

    「@」だけを入力すれば、3つのモードのショートカットが全て表示される

従来のバージョンでは、タブの検索は「タブ」メニューから「タブを検索…」を選択、ブックマークの検索はブックマークマネージャを開いて、そして閲覧履歴の検索は全履歴のリストを開いてから行う必要があり、分かりにくい上にアクセスもしづらいという問題があった。アドレスバーが拡張されたことで、これらの検索の使い勝手は大幅に改善したと言えるだろう。