RevComは11月30日、SaaSの継続・解約経験がある現場の意思決定者311名を対象に実施した「SaaSの継続・解約理由に関する実態調査」の結果を発表した。
「満足度が高く現在も継続しているSaaSの特徴について、当てはまるものを全て教えてください」との質問では、「操作性がよく使いやすい」(58.5%)が最も多い回答となった。これに、「導入後のサポートが手厚い」(54.3%)、「カスタマーサクセスの対応や提案が的確」(41.5%)という回答が続いている。
また「あなたは、どのような種類のSaaSを解約した経験がありますか」と聞いた質問では、上から「ビジネスチャット」(50.5%)、「グループウェア」(48.6%)、「Web会議ツール」(46.9%)という回答が得られたという。
解約理由としては、「操作性が良くなかったから」が55.9%で最も多かった。以降、「費用対効果を見出すことができなかったから」(55.6%)、「カスタマーサクセスの対応に満足できなかったから」(39.2%)と続く結果に。他にも、「ツールがただ増えただけで、情報が分散した」や「対応が不親切だったから」などを理由に解約した企業も見受けられたという。
また「あなたは今後SaaSを導入・検討する上で、カスタマーサクセスの対応を重視したいと思いますか」との設問では、「非常にそう思う」(47.5%)と「ややそう思う」(38.9%)を合わせた「そう思う」と回答した人が86.4%と高い結果になっている。
カスタマーサクセスの対応を重視したいと思う理由としては、「活用する上で、サポートの充実さが重要になるから」(62.1%)、「カスタマーサクセスが充実している方が安心感があるから」(56.1%)、「機能面では、差がつきにくくなっているから」(52.0%)という回答が上位に並んでいる。