ジェイックは11月29日、20代・30代のフリーターおよび未就業者187名に9月28日から11月11日の期間で行った「就職する上で大切にしたいこと」に関するアンケート結果を発表した。
「就職する上で大切にしたいこと」について質問したところ、「人間関係の良好な職場で働けるか」が66.3%でトップとなった。これに、「ワークライフバランスを大切にできるか」(60.4%)、「自分の能力を高める・成長することができるか」(20.9%)と続いており、上位2項目が3位以下に圧倒的な差を付ける結果になった。
同社は、この結果について、フリーターに限らず、「仕事でのスキルアップや年収アップ以上に、プライベート(家庭・趣味など)を重視して、心地よく生きたい」というミレニアル世代・Z世代の価値観が表れた結果であるとの見方を示している。
年齢別では、18~25歳の1位が「人間関係の良好な職場で働けるか」、26~36歳の1位が「ワークライフバランスを大切にできるか」と1位2位の順番が異なる結果になっているものの、大きな開きはない。
またどちらの年齢層でも、最下位は「高い年収をもらえる・年収UPを見込めるか」となり、20代30代のフリーター層が職場選びを考える際、年収アップの優先度は高くないことが判明した。