Googleは11月24日、オンラインで日本国内における最新の旅行行動と意識の変化に関する説明会を開いた。

グーグル ビジネスインテリジェンス担当 アナリティカルコンサルタントの中島美月氏は「観光庁によると、2019年まで日本人の旅行は増加傾向だったが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い急落した。しかし、2021年には生活を平常を取り戻そうとする動きがあり、暮らしの自由度や消費意欲も落ち着きを取り戻しつつある。こうした中、現在における日本人の旅行に対する意識について理解を深めるために人々の旅行意欲と情報行動の特徴を探る調査を行った」と、調査の背景を説明した。

  • グーグル ビジネスインテリジェンス担当 アナリティカルコンサルタントの中島美月氏

    グーグル ビジネスインテリジェンス担当 アナリティカルコンサルタントの中島美月氏

調査は、インタビューによる定性調査とWebアンケートを活用した定量調査の2つの手法で行い、定性調査は有識者と生活者それぞれにインタビューを実施し、旅行のマクロトレンドと具体的な旅行の事例を掛け合わせて旅行に関する仮説を立てた。

定量調査では、定性調査の仮説をもとに全国18~75歳の男女(約3万人)を市場全体と見なして市場向上を把握する全体調査に加え、本調査として今後1年間の旅行意向者(4532人)に絞り旅行意識について深堀した。

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