東京商工リサーチ(TSR)は10月28日、10月3日〜12日の期間で全国の企業を対象に実施した「忘年会・新年会」の実施に関するアンケート調査の結果を発表した。有効回答数は4,611社。

「貴社では『忘年会』または『新年会』を開催しますか?」という質問では、大企業は「緊急事態宣言」「まん延防止等重点措置」に関係なく、「開催しない」が64.4%(576社中371社)で、昨年10月調査(78.9%)より14.5ポイント減少する結果に。

  • 貴社では『忘年会』または『新年会』を開催しますか? 引用:東京商工リサーチ

その一方、中小企業は60.9%(4,035社中2,460社)が「開催しない」と回答しており、昨年10月調査の68.9%より8.0ポイント減少しているという。

都道府県別では、「開催しない」割合が最も高かったのは栃木県の75.6%で、次いで、長崎県74.0%、静岡県73.6%、岡山県72.7%という結果に。最も低かったのは秋田県の35.0%で、次いで沖縄県の39.6%だったという。同社はこの結果について、東日本でやや慎重な姿勢なのではないかという考察している。

  • 《都道府県別》貴社では『忘年会』または『新年会』を開催しますか? 引用:東京商工リサーチ