Ars Technicaは10月8日(米国時間)、「Twitter knows you took a screenshot, asks you to share instead|Ars Technica」において、Twitterアプリがスクリーンショットを撮ったことに気付くと、ツイートを共有すよう促すポップアップが表示されると伝えた。Twitterがスクリーンショットを撮ったことを知ると、Twitterにスクリーンショットを貼るのではなく、ツイート自身を共有するよう求めてくることが明らかとなった。

  • Twitter knows you took a screenshot、asks you to share instead|Ars Technica

    Twitter knows you took a screenshot, asks you to share instead|Ars Technica

Twitterのスクリーンショットを撮った際に、画像とともに「Copy link 」または「Share Tweet」というボタンがついたポップアップが表示されることがわかった。ソーシャルメディアアナリストの Matt Navarra 氏がツイートで指摘しており、ユーザーによってはこの2つのボタンが1つのポップアップに表示されるパターンも存在するという。ポップアップには閉じるボタンはないとされており、約7秒後に消えるとのことだ。

ユーザーがTwitterの公式アプリでサイトを読み込むか、Webブラウザでサイトにアクセスするかして、スポンサーのツイートやネイティブ動画のプレロール広告を見ることでTwitterは収益を得ている。スクリーンショットだけでは収益が生まれないため、ユーザーのサインアップを促すためにこのような機能がTwitterアプリに追加されたとみられている。

Twitterは2022年第2四半期に2億3780万件の「収益化可能な1日の平均アクティブ使用量」を報告しており、2021年の同四半期と比較して16.6%増加したとしている。この増加は「継続的な製品の改善」と「時事問題に関する世界的な会話」によって推進されたと主張されており、Ars Technicaは企業体であるTwitterがスクリーンショットよりもツイートリンクを好む理由は理にかなっていると分析している。