8月末に日本版ポッドキャスト「Cyber Security サウナJapan」の配信を開始したWithSecure(ウィズセキュア、旧社名: F-Secure)の日本法人。残暑がまだ厳しい9月中旬に、同社がポッドキャストの収録を東京・西荻窪のフィンランド式サウナ施設「ROOFTOP(ルーフトップ)」で行うと聞きつけ、現場に潜入取材することにした。
猫も杓子もサウナ
日本では空前のサウナブーム。現在のサウナブームは第3次らしく、国内では1956年のメルボルンオリンピックに出場した外国人選手が愛用していたスチームサウナから着想を得た、クレー射撃日本代表の許斐氏利氏が同年に銀座の東京温泉(現在は廃業)に設置したことから、サウナが日本国内でも注目を集めるきっかけになったそうだ。
第3次サウナブームに沸くに沸く日本では、従来は年齢層が高い男性に好まれる傾向があったが、最近では性別・年齢問わず解放感を求めてサウナ―が街を彷徨っており、まさに猫も杓子もサウナ状態となっている。