総合システムインテグレーターDTSは、住空間プレゼンテーション用CADシステム「Walk in home(ウォークインホーム)」にVRコミュニケーションサービス「ROOV housing」との連携機能を追加した最新バージョン「Walk in home 2022」を9月30日より提供する。

「Walk in home」(公式Webサイト)

「Walk in home」(公式Webサイト)

最新版では、スタイルポート社が戸建住宅販売業社向けに提供しているVRコミュニケーションサービス「ROOV housing」と連携。データをアップロードするだけで、Webブラウザ上でVRデータを作成、自由な3D空間とチャットツールを使いオンライン商談が可能となった。住宅性能表示機能も改善、住宅の建築に必須な書類「住宅の外皮平均熱貫流率及び平均日射熱取得率(冷房期・暖房期)計算書」の等級追加などの設定変更も容易に行えるようになった。それ以外にも要望が多かった各種意匠デザインを変更、「片引寄戸」「アウトセット建具」「組み合わせ建具」の平面・パース表現の改善を行った他、「建具表」との連携を強化し、より正確な見積算出が可能になる。

  • 「Walk in home」と「ROOV housing」の連携イメージ(同社資料より)

    「Walk in home」と「ROOV housing」の連携イメージ(同社資料より)

「Walk in home」は、ハウスメーカーやビルダー、工務店、建材メーカー向けにプレゼンで活用できる住空間のCGを効率的に作成できるCADツールで、間取りを入力するだけで容易に平面図・立面図、CGパースを自動で作成することができる。OSは、64bit版Windows 8.1、10、11に対応し、オープン価格。新機能の「ROOV housing」との連携機能とプロフェッショナル版の住宅性能表示機能はオプション提供となる。

  • 「ROOV housing」でのチャットイメージ(同社資料より)

    「ROOV housing」でのチャットイメージ(同社資料より)