9月13日から16日まで、東京ビッグサイトで開催されている展示会 【第15回 国際物流総合展2022】。同展示会では、最新の物流システム機器や情報システム、サービス等ハードとソフトが一堂に会する。本稿では、同展示会にに出展しているXactiが提供している「ドローンポート用AI人物検知カメラ」について紹介する。

  • 第15回 国際物流総合展2022の様子

「ドローンポート用AI人物検知カメラ」とは、ドローンのレベル4飛行における安全かつ確実な発着を支援するサービス。上空と地上の両側から着地点の安全を確認し、離発着エリアに作業員がいなくても安全にドローンを離発着させることを可能にする。

  • ドローンポート用AI人物検知カメラ

ドローンのレベル4飛行とは、「有人地帯(都内・住宅街等)での目視外飛行」を表すもので、2022年12月を目途として解禁される。Xactiは、この解禁を前に、今年に入って同サービスの提供を開始したという。

手元のモニターで人物を感知することができ、遠くに人物がいて安全性が問題ない場合は緑、少し気を付けた方が良い近さの場合は黄色、発着に際して対象物が近すぎると判断した場合は枠が赤、というようにその危険度を可視化させることができるという。

  • 近付くと枠の色が黄色から赤に変化する

このサービスは、カメラデバイスとしてXactiのドローンカメラを使用し、通信システムとしてKDDIスマートドローンのCorewingを活用しているものになっているという。