LegalForceは9月13日、AI（Artificial Intelligence：人工知能）を用いた契約管理システム「LegalForceキャビネ」について、ユーザーがLegalForceキャビネにアップロードした契約書の類型の選択を自動で支援する「類型振り分け機能」をリリースしたことを発表した。この機能はユーザーによる契約類型の確認作業や、手動での契約類型の登録作業を支援し、契約管理における業務の効率化に寄与するとのことだ。

  • LegalForceキャビネに「類型振り分け」機能を追加した

    LegalForceキャビネに「類型振り分け」機能を追加した

LegalForceキャビネは、PDF化した契約書をアップロードするだけで自動で契約データベースを生成し、契約管理をサポートするサービス。従来は契約類型の情報を契約書ごとに手動で登録する必要があり、契約の類型管理に時間を要していたようだ。また、特定の契約類型の契約書を探したい場合には、契約書タイトルに含まれるキーワードで検索する必要があった。

今回追加した類型振り分け機能では、LegalForceキャビネに契約書をアップロードすると、AIが自動で契約類型の候補を表示するので、ユーザーによる契約類型の確認と判断作業の効率化が狙えるという。

ユーザーによる契約類型の確認や登録作業に要する工数の削減が期待できる上、契約類型の情報で契約書を検索できるようになるため、契約管理における業務の効率化が期待できる。なお、自動で振り分けられた契約類型の情報が適切でなかった場合には、手動で契約類型の情報を変更することも可能だ。