フィンランドのWithSecure(ウィズセキュア、旧社名: F-Secure)は8月25日、同社が英語で配信しているサイバーセキュリティに関するポッドキャスト「Cyber Security Sauna」日本版「Cyber SecurityサウナJapan」を自社のWebサイトYouTubeで配信を開始したと発表した。英語版ポッドキャストはウィズセキュアが2017年にグローバルWebサイトで配信を開始し、2022年7月末の時点で67つのエピソードを配信している。

  • 「Cyber SecurityサウナJapan」のロゴ

    「Cyber SecurityサウナJapan」のロゴ

Cyber SecurityサウナJapanのホスト役はウィズセキュア プリンシパルセキュリティコンサルタントであるAntti Tuomi(アンッティ・トゥオミ)氏と、同 法人営業本部シニアセールスマネージャーである河野真一郎氏の2人が共同で務める。

不定期でゲストスピーカーを招聘し、セキュリティ業界でのホットなトレンドやテクノロジーを解説、インサイトを提供する。収録は日本法人オフィスだけにとどまらず、ポッドキャストロゴ入りのテントサウナをキャンプ場に持ち込んで実施する計画となっている。

  • 今後はキャンプ場にテントサウナを持ち込み収録も行う計画だ

    今後はキャンプ場にテントサウナを持ち込み収録も行う計画だ

配信は1カ月~2カ月に1回の頻度を予定し、すでにイントロダクションとなる第0回、ホワイトハッカーによるセキュリティ診断の重要性をテーマとした第1回の収録分までを公開している。

フィンランドに本社を構えるウィズセキュアでは、日本でも広く知られるフィンランド文化の1つであるサウナの認知向上にも力を入れており、日本版ポッドキャストでは「サウナのようなホットなセキュリティトピックを扱うポッドキャスト」となることを目指しているという。

ウィズセキュアの本社でポッドキャストのホストを務めるJanne Kauhanen(ヤンネ・カウハネン、サウナマスター)氏は、日本でのポッドキャスト開始について「サイバーセキュリティの世界では様々なことが起こっており、ポッドキャストは最新の情報を得るための有効な手段の1つです。英語版ポッドキャストのホスト役を長年にわたり務めてきた身としては『Cyber SecurityサウナJapan』のローンチを大変嬉しく思うと同時に、このポッドキャストがサイバーセキュリティに関する情報を日本語で入手するうえで非常に重要な役割を果たすであろうと確信しています。私もいつかゲストとして日本のテントサウナでの収録に参加できる日が来ることを楽しみにしています」と述べている。