BlueMemeとOpenModelsは、8月16日、沖縄県浦添市のDX(デジタルトランスフォーメーション)人材育成事業「浦添市地域DX人材育成講座」で地域DX人材育成を開始したことを発表した。

沖縄県のみならず日本全国の地方に共通する課題として、市民においてはスキル不足による低賃金化やスキルシフトに要する高額な学習コストなどがあり、企業においては職員のITリテラシーの低さによるDX推進人材の不足、人材育成に関する知見不足や業務改善手法の不在などといった課題があることを背景に、沖縄県浦添市は市内事業者や市民のデジタルリテラシー向上を支援しDXを推進することを目指し、地域DX人材育成事業として開設された同講座。

同講座は、市内事業者や市民を対象に、ノーコード・ローコード技術を活用して未経験者でもDXの基礎からアプリ開発を学習できるプログラムとなっており、受講者のDXスキルアップを支援するものになっているという。その中で、BlueMemeグループは、大規模アジャイル開発やローコードを活用した内製化支援のナレッジを活かした人材育成カリキュラムを提供していくという。

同社は、この取り組みにより、市民のノーコード・ローコードで学習コストを低減し、高単価なリモートワークが可能なIT人材へのシフトを促進するほか、企業の業務分析手法習得による業務改善の実現やローコードによる柔軟なシステムの実現、そして内製化による変化に強い組織への変革を促したい考え。

同講座は、2022年度中に2度にわたる期間開催を計画しており、2022年9月7日から11月30日までの第1期における受講者の募集を開始している。