CCCマーケティングは8月5日、生活者がSDGsに貢献するための購買行動を捉え、企業の「SDGsに関連する商品・サービス」のマーケティングをサポートする生活者パネル「買ってるSDGsパネル」を発表した。

  • 「買ってるSDGsパネル」ビジュアル

    「買ってるSDGsパネル」ビジュアル

「買ってるSDGsパネル」は、購買データやアンケートリサーチ結果を元に、SDGsに関わる購買行動を捉えて作成されたパネル。T会員の購買データとアンケートリサーチ分析結果を元に、SDGsに関わる”購買行動”に結びつく3つの指標「商品購入時のSDGs意識」「SDGs関連商品(SDGsに関する商品であると個人が認識した商品)の購買金額・頻度」「SDGsに関する行動」を数値化し、パネルにしている。

  • 「買ってるSDGsパネル」活用イメージ

    「買ってるSDGsパネル」活用イメージ

アンケートリサーチ結果を元にした1万人の「購買行動層」となるパネルに加え、1万人のパネルを元にT会員約7,000万人に対して拡大推計した「購買行動層"予備軍"」となるパネルを構築することで、商品開発やサンプリングだけでなく、デジタル配信やDMなどで直接アプローチすることが可能だとする。パネルはSDGsの17の目標別に分かれているため、企業の取り組みやアプローチしたい層に近しいパネルを選択することも可能。

  • 「買ってるSDGsパネル」世代別の特徴

    「買ってるSDGsパネル」世代別の特徴

世代別での「買ってるSDGsパネル」のライフスタイルや志向性は、20代は「自炊派」「美容に良い食品が好き」「内面的な健康・美容を大切にしている」、30~40代は「食は健康志向」「プレミアム志向」、50~60代は「モノ持ちタイプ(衣類は長く大切に着る)」「繁華街での外食好き」「健康意識が高い」といった傾向がみられます。また、全世代において「自分磨きや自分時間を大切にする」「新しいもの好き」「情報感度が高く、さまざまなメディアから情報を取っている」という特徴があるという。