米国土安全保障省サイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁(CISA: Cybersecurity and Infrastructure Security Agency)は8月4日(米国時間)、「CISA Adds One Known Exploited Vulnerability to Catalog|CISA」において、「Known Exploited Vulnerabilities Catalog」に脆弱性を追加したと伝えた。対象の脆弱性はサイバー犯罪者によって積極的に悪用されていることが確認されている。
影響を受ける主な製品やサービスは次のとおり。
- CVE-2022-27924 Zimbra - Collaboration
脆弱性の主な内容は次のとおり。
CVE番号 | 脆弱性内容 |
---|---|
CVE-2022-27924 | Zimbra Collaboration (ZCS) allows an attacker to inject memcache commands into a targeted instance which causes an overwrite of arbitrary cached entries. |
今回カタログに追加された脆弱性は比較的最近公表されたものだ。詳細が明らかになった脆弱性はサイバー犯罪者によって悪用されやすい。脆弱性は発表されるとともに直ちに内容を確認するとともに、適切に緩和策の適用やアップデートの適用を実施することが望まれる。