ハードウェアからソフトウェア、IoTまでトータルで提供するIT企業ゼネテックは、同社の身守りサービス「ココダヨ」に3キロ以内に発生した不審者情報のプッシュ通知を行う「不審者情報通知」機能を追加し、7月25日より提供を開始した。

同社の災害発生時に登録者の位置情報を取得し通知する身守りサービスに追加された新機能では、「自身」及び「登録したメンバー」、「登録した場所」の位置から3キロ以内で不審者が発生した場合にプッシュ通知を行い、不審者の発生場所を地図上に表示する。

  • 「ココダヨ」の「不審者情報通知」利用イメージ(同社資料より)

    「ココダヨ」の「不審者情報通知」利用イメージ(同社資料より)

  • 表示される不審者情報(同社資料より)

    「ココダヨ」に表示される不審者情報(同社資料より)

「ココダヨ」(公式Webサイト)

「ココダヨ」(公式Webサイト)

不審者情報は、全国の警察や自治体が公表している「声かけ」「痴漢、わいせつ」「盗撮、のぞき」「不法侵入」「傷害、破壊行為」「ひったくり、強盗、窃盗」「危険動物の出没、逃走」など全200カテゴリー以上の情報を活用したもの。アプリでは、不審者出現情報の過去の履歴も閲覧できるので、地域の治安状況の確認も行えるほか、「子ども狙い」と思われる事案には「KIDSマーク」を表示、関係者の素早い対応を促すこともできる。同社によれば、不審者情報は毎月3000から5000件、多いときで1日300件近く配信されており、いち早くこれらの情報をキャッチし配信することで利用者の防犯対策に役立てることができるという。