アラクサラネットワークスとインフラ管理自動化オーケストレータプロバイダであるUBiqubeは7月20日、セキュリティリスクを自動的に検出・対処するソリューションで協業し、販売することを発表した。

  • AX-Sensor/AX-Collectorとインフラ管理自動化オーケストレータMSActivatorを連携

    AX-Sensor/AX-Collectorとインフラ管理自動化オーケストレータMSActivatorを連携

具体的には、UBiqubeのインフラ管理自動化オーケストレータ「MSActivator」と、アラクサラのネットワークセンサ「AX-Sensor」およびフローコレクタ「AX-Collector」を連携させ、設定した閾値の超過を検出し、検出したリスクに応じた対処を自動実行/DevSecOpsするソリューションを、両社で協力して販売する。

将来的には、アラクサラが開発中のサプライチェーンリスク管理(SCRM)と継続的診断・リスク軽減(CRSA/CDM)を統合したネットワークインフラ強靭化プラットフォームでも連携し、増大するサプライチェーン脅威と脆弱性リスクの検出・軽減を実現し、重要インフラ・ミッションクリティカル市場に提供することを目指すとしている。

アラクサラの代表取締役社長兼CEO・保坂岳深氏は、次のように述べている。「大規模なネットワークでセキュリティリスク検知と対処を迅速かつ適切に行うには、アラクサラの検知ソリューションとMSActivatorのDevSecOpsオーケストレーションを一体化し、ワンストップで提供する必要がある」

UBiqubeのCEO Nabil L. Souli氏は、次のようにコメントしている。「アラクサラのAX-Sensorは、従来はほとんど監視に使われていなかったネットワークトラフィック情報を収集、加工できるので、MSActivatorと連携することで、インシデントの未然防止や早期発見、影響の軽減をより強化することが期待できる。」