パナソニックグループは7月7日、関西地区の大規模都市開発に向け、全グループ横断で取り組むプロジェクトを開始することを発表した。

プロジェクト名は「関西25・30プロジェクト」。同プロジェクトは、2025年の大阪・関西万博、2030年の未来型都市「大阪スーパーシティ」などの関西活性化に向けて、関西地区で多くの展開が見込まれる大規模都市開発にさまざまなソリューションを提供することを目的としている。グループ全体で横断的に新規ビジネスやソリューションの創出につなげる。

プロジェクトのテーマは「歓彩共創」、コンセプトは「KANSAI KITEN(かんさい、きてん。)」。人々のアクティブな行動や移動の目的となる「歓(よろこび)」と「彩(いろどり)」に溢れた場の魅力を共創し、まちの集客力を高めることで、関西経済のさらなる活性化を目指す。

また、コンセプトに掲げている「KANSAI KITEN(かんさい、きてん)」には、「起点」「基点」「機転」「気転」「かんさい、来てん」の5つの意味を込めているという。

パナソニックグループは、同プロジェクトを通じて、関西地区のさらなる活性化を目指すとともに、地球環境問題の解決と、心身の健康と幸福な状態であるウェルビーイングな社会の実現を目指し、グループ一丸で取り組んでいく方針だ。