日鉄ソリューションズ(以下略、NSSOL)は5日、仮想デスクトップ環境でも快適にWeb会議が利用できる「テレワーク用シンクライアント」の提供開始を発表した。

  • テレワーク用シンクライアのシステム構成

    テレワーク用シンクライアのシステム構成(同社資料より)

NSSOLが提供するシンクライアントは、同社のDaaS/VDI(Desktop as a Service / Virtual Desktop Infrastructure)でのvGPU技術を活用し、テレワークで利用の多いWeb会議アプリケーションで発生する音声・通話の音質劣化やレスポンス低下などを低減できる機能を持ち、独自のランチャーと機能制限設定やUEM(Unified Endpoint Management)による端末管理機能を搭載、設定変更用ツールによるマスタOSの設定変更機能も併せて運用負荷の低減にも配慮するなど、従来の"ファットクライアントとシンクライアントの中間に位置する"サービスとなる。保守・サポートでは、端末の設計・実装、端末の調達、キッティングに加えて、故障時の回収、再キッティング時の管理業務などの保守サービスを提供、DaaS/VDI環境からクライアント端末までトータルでサポートを行う。同社では今後、端末ラインナップの追加やOSパッチ適用・セキュリティソフト更新などのシステム運用代行などのサービスを追加し、更なる利便性の向上を図っていくという。