デロイト トーマツ コンサルティングと集英社は7月6日、XR(クロスリアリティ)技術を活用した教育・研修形態であるXR-Learning(XRラーニング)の企画・開発に関する協業に向けた協議を開始したと発表した。XRとは、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)の総称で、仮想世界を単体もしくは現実世界と融合させるなどして知覚させる技術を指す。

両社は企業の研修・採用をはじめとした、さまざまな教育シーンにおいて活用されることを目的としたコンテンツ・プラットフォームの企画・開発を目指す。

集英社の有するXR技術開発力や多様なコンテンツと、デロイト トーマツが有する人事・XR事業でのコンサルティング経験・知見を組み合わせ、①XR技術を活用した教育(toB, toC)システム企画・構築、②XR-learningコンテンツ企画・開発、③XR体験リアル空間事業を協業の検討領域とする。

両社は今後、シームレスに仕事や企業について学び、いつでもどこでもスキルの習熟が可能となるようなXR技術を活用した教育コンテンツプラットフォームの創造を皮切りに、「人生でずっと活用できる教育・学習体験システム」の実現も視野に入れ、協業内容の具体化を進める。