米国土安全保障省サイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁(CISA: Cybersecurity and Infrastructure Security Agency)は7月1日(米国時間)、「CISA Adds One Known Exploited Vulnerability to Catalog|CISA」において、「Known Exploited Vulnerabilities Catalog」にWindowsの脆弱性を追加したと伝えた。この脆弱性はサイバー犯罪者によって積極的に悪用されていることが確認されており注意が必要。
影響を受ける主な製品やサービスは次のとおり。
- CVE-2022-26925 Microsoft - Windows
脆弱性の主な内容は次のとおり。
CVE番号 | 脆弱性内容 |
---|---|
CVE-2022-26925 | Microsoft Windows Local Security Authority (LSA) contains a spoofing vulnerability where an attacker can coerce the domain controller to authenticate to the attacker using NTLM. |
今回カタログに追加された脆弱性は比較的最近公表されたもの。詳細が明らかになった脆弱性はサイバー犯罪者によって悪用されやすい。脆弱性は発表されたら直ちに内容を確認するとともに、適切に緩和策の適用やアップデートの適用を実施することが望まれる。