Skyは6月27日、企業・団体向け クライアント運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View」を、SaaSとして利用できる新エディション「SKYSEA Client View M1 Cloud Edition」の提供を開始した。

「M1 Cloud Edition」の主要な機能は「資産管理」「ログ管理」「アラート」「デバイス管理」。これらの機能により、日々変動するIT資産情報を自動収集、資産最適化や脆弱性対策をサポートするほか、日々のPCの挙動をログとして管理する。

  • 「SKYSEA Client View M1 Cloud Edition」の管理画面のイメージ

同エディションはインターネットに接続できれば管理が可能であり、VPNなどの通信環境を構築する必要がない。クラウド上のサーバOSやPCのエージェントプログラムはすべて自動でアップデートが行われるため、アップデート作業にかかる負担を軽減する。

管理対象のPCは1台から2万台まで対応しており、PC台数の少ない環境から規模の大きい組織まで幅広く管理できる。

「SKYSEA Client View Cloud Edition」としては、オンプレミス版と遜色ない使い勝手を特徴とする「S1 / S3 Cloud Edition」が提供されている。いずれもクラウドからのVPN接続を必要とする。

「S1 Cloud Edition」は資産管理やログ管理、セキュリティ管理など、IT資産運用や情報漏洩対策に必要な基本機能を搭載している。「S3 Cloud Edition」はS1 Cloud Editionの機能に加え、サイバー攻撃対策に役立つ機能を搭載している。