Skyは6月27日、大規模ユーザー向けシンクライアントシステム「SKYDIV Desktop Client(スカイディブ デスクトップ クライアント)」のオプション機能として、「SKYDIV Desktop Client Remote Access Services」の提供を開始した。

「SKYDIV Desktop Client」は仮想化基盤として、Windows Serverに搭載された「Microsoft Hyper-V」を採用しているため、企業で広く利用されているMicrosoft製品の環境でシステムを動作させることができる。

最新のバージョンは「Ver.5」で、プリンタのリダイレクトやクリップボード共有を制限すること、クライアント運用管理ソフト「SKYSEA Client View」と連携してWebアクセス状況をログで記録することなどが可能になった。

今回リリースされた「SKYDIV Desktop Client Remote Access Services」は、出張中やテレワーク中に、手元のPCからオフィスにあるPCをリモート操作することを可能にする。

同機能では、オフィスのPC画面を転送するため、業務終了後も手元のPCにデータが残らずセキュアな運用が可能。また、リモート接続時は低遅延でストレスのないスムーズな操作が行えるという。

  • 「SKYDIV Desktop Client Remote Access Services」の仕組み

同機能は、クライアント運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View」のオプションとしても提供するほか、単体で購入して利用することも可能。