印刷工程のデータ可視化で業務効率化、コニカミノルタがソリューション

コニカミノルタは、デジタル印刷機の印刷工程データを収集し、可視化することで業務効率化を図るソリューション「AccurioPro(アキュリオプロ) Dashboard」を6月23日に発売する。

印刷会社や企業内印刷部門など、同社のデジタル印刷機を導入する企業向けに提供するソリューションは、複数の印刷機の細かなデータを自動収集し、可視化。各印刷機の印刷中断要因はもちろん紙種名、厚み、坪量、サイズ別の消費量を統合的に分析することで、資材の購入や紙種に合わせた機器の運用(1台の印刷機になるべく同じ紙種の印刷を集中させる)など経営的な判断指標にも活用できる。同社試算では、従来デジタル印刷機7台の運用(60案件/日、印刷ジョブ数250件/日)で1カ月あたり417時間かかるデータ収集から行動決定までの時間を省けることになる。これにより、スピーディーな経営判断と"あたらしい生産時間"の創出が期待できるという。