グレープシティは、最新の.NET 6やVisual Studio 2022に対応したWPF(Windows Presentation Foundation)開発用入力支援UIコンポーネント「InputManPlus(インプットマンプラス) for WPF 3.0J」と表計算コンポーネント「SPREAD(スプレッド) for WPF 4.0J」を7月6日にリリースする。

  • 「InputManPlus for WPF 3.0J」の新機能パスワード入力時テキストを伏字にする機能(同社資料より)

    「InputManPlus for WPF 3.0J」の新機能パスワード入力時テキストを伏字にする機能(同社資料より)

最新バージョンでは両コンポーネント共に、開発環境に.NET 6やVisual Studio 2022、運用環境にWindows 11とWindows Server 2022に対応。それぞれ新機能が追加されている。「InputManPlus for WPF 3.0J」では、テキストボックス(GcTextBox)、カレンダー(GcDropDownCalendar)、リストボックス(GcListBox)を強化。テキストボックスでは、ボックスをパスワード入力用コントロールとして動作させる機能が追加され、パスワード入力時の伏字設定が可能に。カレンダー機能では、マウスホイールで月の変更が可能になり、リストボックスでは、項目を選択する方法をコンボやリストなどから設定できる。

  • 「InputManPlus for WPF 3.0J」の新機能、マウスホイールによるカレンダーコントロール(同社資料より)

    「InputManPlus for WPF 3.0J」の新機能、マウスホイールによるカレンダーコントロール(同社資料より)

「SPREAD for WPF 4.0J」では、スプレッドシート(GcSpeadSheet)で使用可能なExcel互換関数「LAMBDA」や「FIELDVALUE」など11種を新たに追加、これにより利用できる数式が合計で484種となる。また、スプレッドシートにカスタムクラスを指定し、セルに設定できる機能も追加、Excelのカスタムデータ型のように「SPREAD」の表計算関数を使用できるようになった。

  • 「SPREAD for WPF 4.0J」の新機能、カスタムデータ型の定義(同社資料より)

    「SPREAD for WPF 4.0J」の新機能、カスタムデータ型の定義(同社資料より)

両製品ともに1開発ライセンスにつき176,000円(税込)、テクニカルサポートとフリーアップグレードが購入から1年間利用可能となる保守サービスが付属する。