ワタミは6月8日、「焼肉の和民」において配膳ロボット「KettyBot」のスマート案内機能を活用し、ロボットに搭載された大画面のサイネージ越しに接客を行う「バーチャル店員」を開始することを発表した。

  • 「バーチャル店員」のイメージ

同取り組みは、バーチャルライブ配信アプリ「REALITY」と協業して行われ、アプリ内でイベントを実施し、イベント入賞者上位3名の配信者をバーチャル店員として6月13日〜7月10日の期間に起用するというもの。バーチャル店員に選ばれたのは、「夏野星空」、「ちーたゃ」、「鍵助」の3名だという。

バーチャル店員の接客方法は、「焼肉の和民」の接客スタイルに合わせて、各ライバーが接客動画を事前に作成し、「KettyBot」に搭載する形で行うという。

配膳ロボットに搭載されたライバーが接客を行うバーチャル店員というスタイルは日本で初となる取り組みだという。同社は、配膳ロボットにライバーの個性が搭載されることで、今までにない接客を提供することができるようになることを見込んでいる。