Microsoftは6月7日(米国時間)、「Preview of Windows 11, version 22H2 now available - Microsoft Tech Community」において、企業における検証用として「Windows 11, version 22H2 プレビュー版」の提供を開始したと伝えた。Windows Insider Program for Businessに登録されている組織は、次のようなすべてのチャンネルを通じてこのビルドにアクセスできるとされている。
- Windows Update, Windows Update for Business
- Windows Server Update Services (WSUS)
- Windows Insider Preview Downloads page
- Azure Marketplace
それぞれのチャンネルにおいて、Windows 11, version 22H2 プレビュー版へアクセスする方法は次のとおり。
Windows Update, Windows Update for Business |
Windows Update SettingsページまたはWindows Update for Businessポリシー経由でWindows Insider Program Release Preview Channelに設定されている商用デバイスは、Windwos 11のハードウェア要件を満たしていてればオプションアップグレード対象として「 Windows 11, version 22H2」が自動的に提供される。使用する場合はこのオプションからアップグレードを実施する |
Windows Server Update Services (WSUS) |
WSUSおよびMicrosoft Endpoint Configuration Managerの「Windows Insider Pre-release」カテゴリにおいてWindows 11, version 22H2の提供を開始。コンソールで利用開始する場合には「Windows Insider Pre-release」カテゴリとの動機を実施する。なお、ハードウェア要件を満たしていない場合はWSUSにおいても適用不可能とマークされる |
Windows Insider Preview Downloads page |
Windows Insider Preview Downloadsページにアクセし、「Select edition」セクションから「Windows 11 Insider Preview (Release Preview Channel) - Build 22621」を選択してISOファイルをダウンロードしてインストールを行う |
Azure Marketplace |
Azure MarketplaceではWindows 11 Previewを通じて「Windows 11, version 22H2」提供にアクセスすることができる |
Microsoftは、Windows 11が互換性を考慮して構築されており、基本的にWindows 7、Windows 8.1、Windows 10で動作するアプリケーションはWindows 11でも動作すると説明している。Windows 11, version 22H2で互換性の問題が発生した場合は、Microsoft FastTrackを使ったApp Assureを利用するように呼びかけている。