SCSKは6月2日、Googleのクラウドプラットフォーム「Google Cloud」とSCSKのデータセンター間をつなぐ接続サービス「USiZE プレミアコネクトサービス for Google Cloud」を6月下旬から提供開始することを発表した。
同サービスは、SCSKが所有する兵庫県三田市のnetXDC三田キャンパスにおいて、同社のプライベートクラウドサービスである「USiZE シェアードモデル」と、Google Cloudを専用環境で接続するもの。同サービスにより、 Google Cloud 環境をあたかも自社環境の延長のように利用することが可能になる。
同サービスは、USiZEシェアードモデルと顧客が利用している Google Cloud 環境を、高速(1Gbps~)かつ低遅延のネットワークで安全かつ低価格に接続する。料金は、1Gbpsあたり月額18万円(税別)で、これにはアウトバウンド トラフィック量15TBを含む。
また、通常パブリッククラウドと接続する場合、専用ネットワーク機器が必要だが、同サービスは専用のネットワーク機器をマネージド型で提供するため、運用や保守にまうわる顧客の負担を軽減する。
そのほか、ネットワーク回線を接続する際は、数カ月の納期がかかり、契約期間も最低1 年以上になるものが多いところ、同サービスは最短5営業日で利用を開始できるという。