DeNAは6月3日、常に挑戦し変化することを求める人材を採用するために、全国での積極採用を行うと発表した。
遠方居住者の採用実績が増えてきたことを踏まえ、全国の優秀な人材を採用するために、遠方においてもリモートワークと出社のメリットをそれぞれ発揮できるハイブリッドワークを実現する制度を導入することになったという。
同社は、リモートワークとオフィスワークを適度に組み合わせた働き方を実現するために、渋谷と横浜へのオフィス移転をはじめ、ワークプレイスの拡張、リモートワーク手当の導入など人事制度のアップデートを続けてきた。
さらに、WeWork各拠点の活用や、トライアルでワーケーション施策、業務での外出時や育児・介護の家庭都合等の場合に郊外地域で働ける場所の提供や社員間の人材交流に対しても支援を行っている。
そして、6月より、オフィスから遠方に住んでいる社員でも出社しやすいように通勤交通費の上限を変更する制度を開始する。これにより、遠方居住者が出社する場合、通勤交通費の1日の上限をなくして月15万円まで実費支給することが可能になったという。
同社は、ミッションとして掲げる「一人ひとりに 想像を超えるDelightを」 の実現のため、社員の一人ひとりの働き方を尊重し、個々の状況や場面、目的に応じてリモートワークと出社の良い部分を活用して働ける"柔軟性"を持てるよう、多様な働き方が可能な環境を整備していきたい考え。全国での積極採用をおこなうために、各地で採用イベントを開催する予定。