5月11日から13日まで、東京ビッグサイトで開催されている第13回EDIX東京教育総合展。 本稿では、その中の第13回教育ITソリューションEXPO内で展示を行っている経済産業省の「未来の教室通信」を紹介する 。

  • 未来の教室通信の紙版

「未来の教室通信」は、経済産業省が行う「未来の教室」実証事業を紹介するニュースレターで、経済産業省が実施したイベントの概要や事例紹介を知ることができる。 「未来の教室」とは、政府が「GIGAスクール構想」を中心に、関係省庁を挙げて学校現場のデジタル環境を整備していることを背景に、2018年度から経済産業省が行っている、新しい学習指導要領のもとで、1人1台端末とさまざまなEdTech(エドテック)を活用した新しい学び方を実証する事業だ。

  • 「未来の教室」が目指す姿 引用;経済産業省

「未来の教室通信」は、経済産業省の「未来の教室」の公式サイトからフォームにメールアドレスを登録すると、メールマガジン方式で月に1、2回を目途に不定期に配信される。 メールアドレスを登録すると、無料で配信された記事を読むことができる。

2021年1月に第1号が配信され、最新の配信は2022年2月に配信された第16号だ(2022年5月11日現在)。 第1号では、「未来の教室」の紹介やオンライン化の紹介だったものが、第16号では、実際の学校の事例や先生のインタビューなどを掲載するなど、内容の広がりを見せている。今後の教育現場におけるEdTechの広がりとともに、「未来の教室通信」も進化していくことが期待される。