Pythonエンジニア育成推進協会は5月9日、Python次期試験「Python 3 エンジニア認定実践試験」の全国ベータ試験を発表した。5月11日より、申し込みを受け付けを開催する。

「Python 3 エンジニア認定実践ベータ試験」はPythonを実践的に使っていく上で重要な仕様やライブラリの使い方を問うもの。『Python実践レシピ』(技術評論社)を主教材とし、「Pythonの言語仕様」「テキストの処理」「データ型とアルゴリズム」などが出題される。

同協会は、「Python 3 エンジニア認定基礎試験」と「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」を実施しているが、両試験は昨年末に経済産業省が定めるガイドラインITスキル標準(ITSS)のISVマップに掲載された。

そこで、より実践的なPython文法を問う試験を展開することで、Python初学者の学習指針とし、プログラマーのコーディング力の底上げを図るため、「Python 3 エンジニア認定実践試験」を実施することにしたという。

ベータ試験は5月16日から7月15日まで全国約300カ所のオデッセイコミュニケーションズCBTテストセンターで受験が可能で、合格者はすべて本認定となる。