デジタル・ナレッジは4月18日、学習管理システム(LMS)「KnowledgeDeliver(ナレッジデリバー)」の最新バージョン6.18をリリースした。

  • クラスアーカイブ機能

    クラスアーカイブ機能

「KnowledgeDeliver」は、学習・運用管理のみならず、Webベースで教材を手軽に作成・配信・管理可能な統合型eラーニングプラットフォーム。柔軟なカスタマイズ性及び拡張性を有し、高いレベルのeラーニングサービスを利用できる。

新バージョン6.18では、任意のクラスを管理用アーカイブに設定する「クラスアーカイブ機能」を新たに追加。常用はしないが削除はせず保存しておきたいクラスをアーカイブでき、各種のクラス一覧ではそれらのアーカイブクラスの表示・非表示を選択できるため、管理対象のクラスをより分かりやすく整理可能。クラスを管理用アーカイブに設定しても、そのクラスの受講者への影響はない。

また、機能の改善として、スライドオーサリング型コンテンツにおいて、PowerPointファイルの変換画質を「標準」と「高画質」から選択できる機能を追加した。「高画質」で変換すればスライド中の文字等がより鮮明に表示される。また、変換するPowerPointファイルの「アニメーションの有無」を入力する項目を追加。素材に応じた最適な変換を行うことで、受講開始時におけるコンテンツ表示の処理速度が向上した。

  • スライドオーサリング型コンテンツにおける PowerPointスライド関連機能を改善

    スライドオーサリング型コンテンツにおける PowerPointスライド関連機能を改善

また、受講者クライアント(レスポンシブデザイン)において、Android12 および iOS15 に対応した。なお、iOS 15.0、15.1、15.2でOSの仕様上、「Video+コンテンツ受講画面でのシークバー初期表示」「特定条件下におけるテスト結果からの解説画面表示」に不可避の不具合を招くため、動作保証外。