丸紅情報システムズ(MSYS)は4月13日、鳥獣害対策罠の作動を検知して利用者に発報するシステム「キャッチdeめ～る」の販売を発表した。

同サービスでは、罠の可動部とスマートトラップを紐などで結び、罠が作動した時にスマートトラップのフックが外れる仕組みを動作の起点として、携帯電話回線を利用してクラウドシステムに罠の作動を通知する。その後、システムからメールが送信されることで、サービス利用者は罠の作動を知ることができる。

  • 「キャッチdeめ～る」の利用イメージ

携帯電話回線はauのLTE-M通信規格を採用しているため、auの携帯電話が使用できる通信エリア内であればどこでも設置が可能だ。

同サービスを利用することで、作動した罠だけを見回ることができるので、罠の見回りの労力の削減や作業効率の向上が期待できる。

機器の仕様については、サイズが約73x105x143mm(マグネットフックを含めると約73x105x163mm)で、質量は約314g(＋マグネットフック60g)となる。電源は単4アルカリ乾電池2本に対応し、電池交換可能だ。通信規格はLTECat.M1(LTE-M)に対応し、eSIMとアンテナが内蔵されている。