オンラインプログラミングスクールのテックアカデミーを運営するキラメックスは3月15日、「副業に関する調査」の結果を公表した。同調査には、現在副業をしている20歳から49歳の男女1323人が回答した。
今回の調査により、現在メインで行っている副業としては「懸賞・アンケートモニター」が最多であり、「販売・接客」「せどり、ネットオークション」などが続く結果であることが明らかになった。「プログラミング」は全体の6位だった。
副業を開始した時期については、直近の2年以内であるとする回答が6割を超えており、2020年以降のコロナ禍に副業を開始した人が多いようだ。同社はこれについて、本業の収入が減ったことや、自宅にいる時間が増えたことが要因と見ている。
副業の時間単価について聞くと、人気の副業上位10種のうち「プログラミング」が2360円と最も高かったという。さらに、本業と異なる職種として「プログラミング」を副業としている人のみに着目しても、時間単価が2344円と同程度であることが判明した。
また、本業と異なる職種として「プログラミング」を副業としている人が副業をする際に困ったことや大変なことに関しては、「自身の実務経験やスキル、条件に見合った仕事を見つけることが難しい」(58.8%)とする回答が最多となった。「競争率が高く受注につながらない、受注のための提案が大変」(50.0%)、「受注したが、自分の実務経験やスキルだけでは対応が難しい」(41.2%)などの回答が後に続いた。