キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は3月8日、中小オフィス向けIT支援サービス「HOMEセレクトシリーズ」から「クラウド録画サービス」を2022年3月中旬より提供することを発表した。同サービスは、パソコン、スマートフォンから映像の再生や共有ができるクラウド型録画サービスだ。

  • 「クラウド録画サービス」のイメージ

同サービスでは、コンセントにさすだけで防犯カメラの利用が可能な据え置き型の「クラウド録画サービス かんたんパック」と、LTE回線を通じて映像と音声で現場と拠点をつなぎ、遠隔から作業支援が可能な携行型の「クラウド録画サービス ウエアラブルカメラモデル」の2タイプを提供する。

利用料金(税別)は、「クラウド録画サービス かんたんパック」の初期料金がオープン価格となり、月額利用料金は8800円だ。「クラウド録画サービス ウエアラブルカメラモデル」は初期料金が1万5000円で、月額利用料金が2万5455円となる。

中小企業では防犯カメラや情報機器の導入にあたり、工事だけでなく録画装置の初期費用や設置スペース、管理者が必要になるなどの課題がある。同サービスは、キヤノンMJが契約からサポートまでをワンストップで対応し、工事レス・有線回線レス・録画装置レスで現場への導入が可能なため、専任の担当者がいなくてもネットワークカメラや映像データを容易に活用できるという。