ソフトウェアのテストや第三者検証サービスを提供するバルテスは、手軽に導入可能な従量制WAF(Web Application Firewall)サービス「PrimeWAF(プライムワフ)」を3月1日にリリースした。

「PrimeWAF」(公式Webサイト)

「PrimeWAF」(公式Webサイト)

「PrimeWAF」は、専任の情報システム部門を設置できない中小企業向けにクラウドで提供するサービスで、簡単に運用が行えるようにシンプルな構成でWebへの攻撃を防御する。メインで利用するダッシュボードには、検知した直近24時間分の不正な通信履歴データをグラフで表示、攻撃を受けた時間帯、脅威度内訳、攻撃種別内訳、攻撃元IP内訳、攻撃元対象URL TOP5、攻撃元MAPなどを把握できる。WAF防御設定に関しては、同社の蓄積した通信パターンを標準で利用可能でメールや電話での問い合わせに対応するサポートの提供も行う。

  • 「PrimeWAF」のダッシュボード画面(同社資料より)

    「PrimeWAF」のダッシュボード画面(同社資料より)

  • 「PrimeWAF」導入の流れ(同社資料より)

    「PrimeWAF」導入の流れ(同社資料より)

サービスの導入は、まず無料トライアルを申込み、実際に運用して防御結果の調整を行った上で本契約を行う。料金は従量課金制を採用、転送バイト数8GByteまでの利用では月額基本料14,500円の定額で利用でき、以降は転送バイト数に応じた従量制を採る。Webサイトには、料金シミュレーターが設置されている。