経済産業省、総務省は2月18日、「DX時代における企業のプライバシーガバナンスガイドブックver1.2」を策定したことを発表した。

経済産業省と総務省は、2020年8月「企業のプライバシーガバナンスモデル検討会」において、企業がプライバシーガバナンスの構築のために取り組むべきことを取りまとめた「DX時代における企業のプライバシーガバナンスガイドブックver1.0」を策定し、2021年7月に具体的な事例の充実を図ったver1.1を策定。その後、引き続きより実践的な企業の具体的な事例を充実させて欲しいという声を受け、今回、「DX時代における企業のプライバシーガバナンスガイドブックver1.2」を策定した。

ver1.2では、企業がプライバシーガバナンスを構築する上で参考となる具体的な事例として、トヨタ自動車、ヤフー、セーフィー、日本電気、資生堂、ジェーシービーの事例を追加したほか、個人情報保護法改正等を踏まえた既存表現の見直しや参考文献等の更新を行っている。今後も社会の動向を適切に踏まえながら、同ガイドブックの更新を行っていく予定だとしている。

今回の公表に合わせ、2月25日 14:00〜16:30に企業のプライバシーガバナンスセミナー「加速するDX時代、プライバシーへの取組を能動的に進めていくには~コーポレートガバナンス・内部統制の観点からのプライバシーガバナンスの実装~」を、オンライン(Microsoft Teams LiveEvent)で開催する。参加費は無料。参加方法の詳細については、イベントページを確認のうえ申し込むこと。