NTTテクノクロスは2月16日、スマートフォンから会社宛ての電話対応が可能なクラウド型電話サービス「RING x LINK(リングリンク)」について、新バージョンを2022年3月1日より販売開始すると発表した。

同サービスは会社宛ての電話を担当者に自動転送するクラウド型電話サービスだ。同サービスは、テレワーク環境における課題である電話の取り次ぎ業務を不要とし、迅速な電話応対をサポートすることで顧客と従業員の満足度向上に貢献する。

  • 「RING x LINK」による電話自動振り分けのイメージ

新バージョンではIVR(Interactive Voice Response:コンピュータによる電話音声自動応答システム)機能を拡充しており、自動応答でテキストメッセージによる回答やWebサイトへの誘導を図るSMSが送信可能となる。問い合わせ内容に対して迅速かつ正確な情報提供ができるため、顧客満足度の向上とオペレーターの業務負担軽減の両立に寄与する。

4月1日からは利用中の固定電話番号をスマートフォンから発信できるようになるオプション機能の提供を開始する予定だ。既存の固定電話番号からの発信が可能になることで、発信先に安心感を与えるとともに従業員のプライバシーを守れるという。

同サービスの利用に際しては初期費用1万5000円から、月額費用1万7900円からが必要となる。5ユーザーから契約可能であり、オプションの価格については要問い合わせ。