Microsoftは現地時間2022年2月14日、自社のハイブリッドワークプレイスモデルに対する取り組みが最終段階へ移行しつつあると公式ブログで報告した。同社は2021年3月の段階で労働環境を六つのステージに区分し、ステージ1はオフィス閉鎖、ステージ2は在宅勤務の義務化、ステージ3は在宅勤務を強く推奨、ステージ4は柔軟な対応、ステージ5は制限付き公開、ステージ6はオフィス復帰と定義付けている。ワシントン州レドモンドにある同社の本社オフィスは、現地時間2022年2月28日からステージ6に移行。従業員は30日以内に上司と合意した勤務形態を選択できる。

The next chapter of our hybrid workplace: update on our Washington state work sites(公式ブログより)

The next chapter of our hybrid workplace: update on our Washington state work sites(公式ブログより)

Microsoftの説明によれば、同社従業員が多く住むワシントン州キング群の83.3%が新型コロナワクチン接種を完了し、91.6%が一回の接種を受けている(現地時間2022年2月8日時点)。同社は「高いワクチン接種率と州内の入院や志望者数の減少が、ハイブリッドワーク(プレイスモデル)の旅をこの段階まで進むことを可能にした」と述べている。サンフランシスコ州の湾岸地域を意味するサンフランシスコ・ベイエリアに建設していたシリコンバレーキャンパスも現地時間2022年2月28日からオープンし、米国内で同様の取り組みを順次展開する。