日立製作所(日立)は2月2日、現代表執行役 執行役社長である小島啓二氏が最高経営責任者(CEO)を4月1日付で兼務する人事を発表した。現会長兼CEOの東原敏昭氏は、取締役会長として会長職に専念する。
小島氏は、1982年3月に京都大学 大学院理学研究科を修了後、同4月に日立製作所に入社。1989年から1990年までは共同研究のためカーネギーメロン大学に派遣され、1996年から1999年まではアメリカの日立コンピュータプロダクツに出向している。2011年に研究開発本部日立研究所の所長に就任。
2021年4月に、代表執行役 執行役副社長 社長補佐(生活・エコシステム、ヘルスケア戦略担当)、CISO兼ライフ事業統括本部長兼ヘルスケア事業成長戦略本部長に就任。そして同年6月に社長兼COOへ就任することとなった。
2022年4月からはCEOのほかにイノベーション成長戦略本部長も兼任し、鉄道事業、原子力事業、エネルギー事業、パワーグリッド事業、イノベーション戦略などを担当するとのことだ。