カスペルスキーは2月1日、法人向けサイバーセキュリティ啓発オンライントレーニングサービス「Kaspersky Automated Security Awareness Platform(KASAP、カサップ)」の提供を発表した。価格は年間3万4500円(最小購入数の5ライセンス)からとなる。

  • KASAPのレッスン画面(トピック:パスワードとアカウント)

KASAPでは、強固なパスワードの設定方法や適切な取り扱い方、フィッシングメールの見分け方と対処方法など、企業の従業員が業務で利用するIT機器やサービスに関する啓発教育のトレーニングメニューを提供する。

トレーニングトピックは9つで、ユーザーは合計100以上のレッスンやテストを利用できる。1レッスン当たりの所要時間は2~10分程度となる。KASAPではレッスン後に学習内容を定着させるため、理解度チェックのメール、トピックごとの最終テストメール、模擬のフィッシングメールを送信する。オンライントレーニングに加え、テストや模擬のメールで継続的かつ実践的な体験を提供することで、従業員のセキュリティ意識を高めることができる。また、管理者はダッシュボードでトレーニング対象者の実施傾向と進捗を確認できる。

  • 管理者用ダッシュボードイメージ