損害保険ジャパン(以下略、損保ジャパン)とマネックスグループの子会社コインチェック社の両社は13日、コインチェック社のバーチャル株主総会サービス「Sharely(シェアリー)」を活用する株主総会がシステムダウンで開催できない場合に発生する損害を補償する保険の開発を発表した。

「Sharely」(公式Webサイト)

保険の対象となる「Sharely」は、バーチャル株式総会を開催するための招集通知から会場選定、リハーサル、会場での配信までをトータルでサポートするサービス。オンラインのみで開催する「バーチャルオンリー型」のほか、リアルな株主総会も同時に開催しオンライン参加者は会社法上の欠席扱いとする「ハイブリッド参加型」、参加者を出席扱いとする「ハブリッド出席型」の3つ類型に対応している。1月から提供開始される保険は、「バーチャルオンリー型」と「ハイブリッド出席型」の株主総会でシステム障害によって総会を実施できない状態が10分以上継続し、中止もしくは変更が必要となった場合が対象となり再度バーチャル株主総会を実施する費用や株主へのお詫びに係る費用などが補償される。